PolyCore™ PC-7413
技術仕様書 (バージョン 1.0、最終更新:2024年11月)
PolyCore™ PC-7413 は、中温域の複合材料用金型・工具用途向けに特別に設計されており、最大120°Cまでのオートクレーブ硬化に対応します。包括的な検証を経て、プロセスの各段階で卓越した性能を示しています。本製品の特長:優れた耐熱性、卓越した造形性(プリント適性)、およびコスト効率。
基本特性
特性
試験方法
代表値
密度(g/cm3、21.5°C時)
ASTM D792
(ISO 1183、GB/T 1033)
1.36
溶融流動率(g/10分)
300 °C、1.2 kg
18.6
ガラス転移温度 (°C)
DSC、10°C/分
141
熱変形温度 - °C、1.82MPa
- °C、0.45MPa
ASTM D1525(ISO 306、GB/T 1633)
136
139
機械的特性
特性
試験方法
代表値
ヤング率 (MPa) (X-Y)
ASTM D638
(ISO 527、GB/T 1040)
4752 ± 175
引張強さ (MPa) (X-Y)
ASTM D638(ISO 527、GB/T 1040)
74.6 ± 1.9
破断伸び (%) (X-Y)
ASTM D638(ISO 527、GB/T 1040)
2.39 ± 0.14
曲げ弾性率 (MPa) (X-Y)
ASTM D790
(ISO 178、GB/T 9341)
4939 ± 148
曲げ強さ (MPa) (X-Y)
ASTM D790
(ISO 178、GB/T 9341)
108.2 ± 2.7
ヤング率 (MPa) (Z)
ASTM D638
(ISO 527、GB/T 1040)
3077 ± 79
引張強さ (MPa) (Z)
ASTM D638(ISO 527、GB/T 1040)
36.4 ± 1.0
破断伸び (%) (Z)
ASTM D638(ISO 527、GB/T 1040)
1.2 ± 0.1
曲げ弾性率 (MPa) (Z)
ASTM D790
(ISO 178、GB/T 9341)
3301 ± 33
曲げ強さ (MPa) (Z)
ASTM D790
(ISO 178、GB/T 9341)
51.6 ± 2.1
以下の条件で印刷した試験片で試験:ノズル温度 = 280°C、ノズル直径:8mm、シェル幅 = 22mm、レイヤー高さ = 3mm、レイヤー時間 = 105s、
押出出力 = 7kg/h、室温 = 28°C、100% 固体試験片。
推奨印刷条件
パラメータ
推奨設定
乾燥温度(°C)
100
乾燥時間(h)
4
最大含水率(%)
0.1
バレル - ゾーン1温度(°C)
240
バレル - ゾーン2温度(°C)
290
バレル - ゾーン3温度(°C)
290
ノズル温度(°C)
280
ベッド温度(°C)
100 - 120
印刷が短時間(例えば10〜30分)停止する場合は、送りを止めずに押し出しを続け、押出機内部が完全に空になるまで押し出すことを推奨します。
印刷が長時間(数時間など)停止する場合は、送りを止めずに押出機内部が完全に空になるまで押し出した後、ポリエチレン(PE)を使用して押出機を洗浄することを推奨します。これにより材料の炭化を防ぎ、押出機を良好な状態で維持するのに役立ちます。
免責事項
本データシートに示す代表値は、参照および比較目的のみを意図しています。設計仕様や品質管理目的での使用は避けてください。実際の値は印刷条件により大きく異なる場合があります。印刷部品の最終性能は材料だけでなく、部品設計、環境条件、印刷条件などにも依存します。製品仕様は予告なく変更される場合があります。
各ユーザーは、Polymaker 製品が意図する用途に対して安全性、合法性、技術的適合性、および廃棄/リサイクルの方法を判断する責任があります。Polymaker は別途明示されない限り、特定用途への適合性についていかなる保証も行いません。Polymaker は、Polymaker 製品の特定用途での使用に起因する損害、傷害、損失について一切の責任を負いません。
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